健康経営

健康経営の取り組み事例〜間口グループ〜

本当の健康を得るには心身の健康、社会的な健康、経済的健康の調和が必要と考えています。

これは企業においても重要で、昨今は従業員が心身ともに健康的に働ける環境を整備する”健康経営”は、企業経営における重要課題の一つと捉えられています。

ここでは健康経営を実践する企業の取り組みにフォーカスを当て紹介することで、様々な企業の今後の取り組みのヒントになればと思います。

また企業だけでなく、自治体でも取り組んでいる健康増進の取り組みや地域の企業と連携して健康経営をサポートすることで、地域住民の健康維持・増進を間接的に支援する取り組みなども紹介していきます。


今回は大阪に本社を置く物流企業の間口グループ様の取り組みをご紹介します。

1901年創業のマグチグループは、36社のグループ事業会社(8社のディビジョンカンパニーを含む)で構成される総合物流企業です。

マグチグループでは社員一人ひとりの心身の幸せ(Well-being)を考えた健康・福祉のサポートを行っています。身体的、精神的、社会的に健やかで満たされた環境を整えることで、社員のモチベーションや組織力のアップにつなげる為に以下の取り組みを行なっています。

Well-being経営

手を繋いで草原を走る子供たち

マグチグループは、グループパーパスに「幸せを追求し 続ける企業」を掲げ、社員の皆さま、家族の皆さま、社会のそして世界の皆さまが、「幸せ(Well-being)」であり続けられる仕組みづくりを推進しています。

健康経営の促進

「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」のマーク

社内での健康診断・各種予防接種の実施に加え、スタンディングミーティングテーブルやストレッチルームを取り入れた「健康経営オフィス」の導入、社員の精神的な健康を守るストレスチェックを行っています。これらの取り組みから株式会社間口・間口ランドサービス株式会社は日本健康会議が定める「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」に認定されました。株式会社間口は5年連続の認定になります。

働く環境の整備

保育園の外観

マグチグループでは社員が保育料無料で利用できる「企業主導型保育園」を運営しています。また、株式会社間口は「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認証と、大阪府「男女いきいき・元気宣言」事業者の登録を受けています。

マグチグループの保育園

社内コミュニケーションの促進

屋外のグラウンドで球技を楽しむスタッフたち

社員同士のコミュニケーションを育む機会の一環として、社内の部活動を支援しています。またフットサルを通じて、組織内の交流構築、強い組織づくりを目指す「チームビルディング強化プログラム」を実施。チームプレイから自己分析や他者理解、リーダーシップなどの重要性を学んでいます。

福利厚生の充実

「間口ライフサポート」のマーク

グループ関係者を対象にした健康・衛生商品の特別販売「マグチライフサポート」を運営。また、社員とその家族が利用できる「福利厚生倶楽部」では、生活や趣味、自己啓発を充実させる様々なサービスを紹介しています。


社員の健康に投資を行い企業の生産性を上げ、企業も発展をする為に様々な取り組みを行なっています。自社だけでアイデアが浮かばない場合は他社のケースを参考にしてみてください。

MSDは健康経営や人的資本経営を推進する企業や自治体をサポートしています。

なかなか取り組みが進まない、健康経営優良法人認定を取ったがそのあとどうしよう、など色々と悩まれている方がいましたらご相談ください。

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