2019年6月4日、大阪の羽衣にある訪問看護ステーションいちむじん、ICHIMUJIN LABOで勤務するコメディカル(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の皆さんに「これからのセラピストに必要な事」というテーマで働く価値の重要性についてセミナーをさせていただきました、
*下記の動画で一部始終を載せています
このICHIMUJIN LABOは訪問看護ステーションだけでなく、自費の分野で新たにサービスを開始するとの事で、自費サービスに移行する際に必要なマインドを話してほしいとの依頼でした。
これから増える予防や健康増進分野サービス
社会情勢的には少子高齢化の波は止められず、社会保障は増える一方で国は今後、予防や健康増進を推進していかないといけなくなってきています。
実際、経済産業省の資料においても下記のように公的保険外のヘルス産業は伸びると予想されています。
診療報酬や介護報酬なども国の方針で決まります。こう言った国の政策も考えた今後の自社の方向性を考えていくのも必要なことになります。
自費サービスと保険サービス
今の医療、介護保険は国が費用を負担してくれます。国民皆保険は高い医療の質を国民皆が受けられる素晴らしい制度だと思います。
タイやアメリカでは自由診療で、病院やドクターによって費用も異なり、高い費用を払わないと医療や介護を受ける事ができません。
自費サービスに移行するときはこの恩恵を受けられないですが、自分で費用を決められるというメリットがあります。
本当に価値の高いサービスには高いお金が払われるのが常識です。
今後は、価値の高いセラピストになる事が重要で独立するにも、企業に所属するにも大事なことだと考えられます。
価値を上げるためには行動の質を上げる必要があります。
自分の普段の行動を見直してみましょう。
どうしても専門職は専門の勉強しかしてこなかった傾向にあります。私はそうでした。
医療、介護の業界も経済社会の中の一つ、大きな視点で観れるセラピストになれる事を考えていく必要があります。