【連載コラム】ATCへの挑戦 Vol.37 TOEFLとTOEICの違い

これから海外挑戦を始める理学療法士の山田純。

彼の挑戦をMSDは応援します。

彼の海外挑戦のリアルを今後連載していきます。
留学に興味のある方や、留学する際に必要な情報を知りたい方はご覧ください。

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TOEFLとTOEICの違い

留学生には馴染みがあると思いますが、
他の方やこれから準備する方は
あまり知らないかもしれません。

中にはTOEICは聞いたことある方、
多いと思います。

TOEICと似ていて、
TOEFLも英語力を判断するための
世界的な目安となるテストです。

実際両方とも、
ETSというアメリカの教育機関によって
運営されています。

では2つの違いからTOEFLを説明すると、
まずTOEICは
Test of English for International Communicationの略で、
簡単に言うと
どれだけコミュニケーションが取れるかが
重要であり、
仕事などビジネス場面で使われたりします。

それに対してTOEFLは
Test of English as a Foreign Languageの略で、
外国人としてどれだけ英語力があるのか
これに着目されており、
留学生に対して学校で学べるレベルだけ、
英語力があるのか?
を調べるテストとして使われます。

国際的な指標となるテストはいくつかあり、
さらにTOEFLの中でも
いくつか種類はあるのですが、
僕はTOEFL iBTしか受けたことがありません。

iBTとはInternet-Based Testing の略で
これが割と一般的と思いますので、
これの特徴を少し書きます。

元々世界各地の各会場で行われていた時も、
インターネットベースであるように、
パソコンでテストを受けるスタイルでした。

しかし今はコロナの影響で特別として、
自分のパソコンから受けるようになっています。

テストの内容は大きな違いはありません。
まずリーディング・リスニングをやり、
10分休憩を挟んで
スピーキング・ライティングです。

それぞれ配点が30点で合計120点満点です。

時間はセクション毎に違いますが、
合計3時間半から4時間弱くらいかかります。

なのでいつも終わったらかなり目も体も疲れます。


次に僕の考える攻略のためのポイントを
3つご紹介します!

まずは後にも先にもボキャブラリーです。

なんしか語彙力がないと
どれだけテクニックを知ろうと
分かる問題も分かりません。

逆に単語を知っていたら
リーディングやリスニングは
大体わかるんじゃないかと思います。

というのも、
日本人は文法は結構勉強してきてますし、
そこまで複雑な文法は出てないと感じるからです。

スピーキングも分かる文法で話すと思いますが、
伝えたい言葉が出てこなかったら答えられません。

なのでボキャブラリーめっちゃ大事です。

次に時間です。

TOEFLは4時間前後と長丁場ですが、
決して時間に余裕があるわけではありません。

大袈裟ではなく
リーディングを全て読んで解くなら
日本語と同じくらいのスピードが
必要なんじゃないかと思います。

リーディングだけでなく、
全てにおいて時間制限はあります。

読んだり聴いた英語をすぐ理解する速さと
話したり書きたいことを
すぐ英語で表現できる速さ。

両方が必要になってくると思います。

最後は慣れです。

会場での試験は一回しか受けたことないですが、
あれも独特の雰囲気です。

自分のパソコンで受ける場合も
結構ややこしかったりします。

どちらも最初に、
自分の身分証明と写真撮影があります。

また、どちらもテスト中の持ち物や
家でやるなら部屋の環境設定など、
かなり細かいです。

自分のパソコンならスタッフの人とコネクトしたり、
プログラムのダウンロードなど、
そういったことも開始前に必要です。

僕は初めて自分のパソコンから受けた時、
スタッフの遠隔サポートもあったのですが、
インカメにできなくて
設定に1時間くらいかかりました。

それに加えての慣れないテストです。

1回目からベストが出せるとは思わずに、
何回か受けてベストを出すつもりで
受けてみるのが良いと思います。

これらを踏まえた上で、
対策教材などでテクニックをつけると
良い点が取れると思います。

ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

Jun Yamada

資格
理学療法士
中級障がい者スポーツ指導員

経歴
2013-2016 佛教大学保険医療技術学部理学療法学科
2017-2019 はぁとふるグループ 運動器ケアしまだ病院・八尾はぁとふる病院

活動内容
・アンプティサッカーチームトレーナー(2017-2019)
・近畿車いすバスケットボール協会クラス分け委員(2018-)
・パラクライミング世界選手権2018帯同

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