【連載コラム】ATCへの挑戦 Vol.33 コロナ事情つづき

これから海外挑戦を始める理学療法士の山田純。

彼の挑戦をMSDは応援します。

彼の海外挑戦のリアルを今後連載していきます。
留学に興味のある方や、留学する際に必要な情報を知りたい方はご覧ください。

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コロナ事情つづき

コロナ隔離期間中に
クリスマスも終わってしまいました。

外出も誰かが来ることも許されないので、
ホストマザーと2人で
いつも通り過ごしました。

2週間と少し経って隔離が終わる日に
ちょうどホストファザーも退院したのですが
そのとても変わってしまった姿に
少しショックを受けました。

コロナにかかる前は
60歳は過ぎてるとはいえ、
午前中はパートの仕事に行ったり
鶏や庭の世話をしたり
車で出かけたりと
それなりにアクティブに過ごしていたのですが、
酸素ボンベと一緒に帰ってきた日から
移動はホストマザーの支えが必要で
ダイニングからリビングに歩くだけで
とても息が上がっていました。

まだ咳もひどく酸素吸入は必須で
運動も体内の酸素不足の影響で
医師から許可されていませんでした。

それでも3日くらい経って
新年になった日の夜に
呼吸困難で緊急搬送され
再入院しました。

変わった姿とはいえ、
退院できて家に戻って来れたことを
涙を流しながら奥さんと喜んでいたのに
とても残念です。

コロナがどういうウイルスか
いろんなことが言われていますが、
少なくとも肺炎という症状と
治療期間中の安静による廃用は
確実にお年寄りにとっては大きな影響を与え、
原因は何であれ肺炎は
高齢者の死因順位にも
常に上位に位置づいています。

改めてこれらの大変さを
目の当たりにすることとなりました。

今もホストファザーは入院していますが、
早く回復することを祈るばかりです。

Jun Yamada

資格
理学療法士
中級障がい者スポーツ指導員

経歴
2013-2016 佛教大学保険医療技術学部理学療法学科
2017-2019 はぁとふるグループ 運動器ケアしまだ病院・八尾はぁとふる病院

活動内容
・アンプティサッカーチームトレーナー(2017-2019)
・近畿車いすバスケットボール協会クラス分け委員(2018-)
・パラクライミング世界選手権2018帯同

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